「Tカードお持ちですか?」のウザさを自己肯定感に変える魔法

私は、毎日ファミリーマートで買い物をする。買うたび、「Tカードはお持ちですか?」と聞かれる。最初は、ウザかった。1円や2円程度のTポイントのために、Tカードを出す手間をかけるのが馬鹿らしく感じたし、一方では、少額とはいえポイントをもらえるのだから、貰わないのはアホかもしれないとも思った。そういう葛藤が買い物のたびに毎回生まれてしまうのがウザかった。

しかし、ある日を境に、そのウザさを感じることはなくなった。Tポイント募金を知ったからだ。
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Tポイントで募金ができる

Tポイント募金は、その名の通り、Tポイントで募金ができる仕組みだ。YahooのアカウントにTポイントカードを紐付けると、Yahooネット募金を通してTポイントで募金できるのだ。

これを知ったとき、私はカミナリに打たれたような衝撃が走った。これを使えば、あのウザい「Tカードお持ちですか?」が、少し嬉しいひとことになるではないか!!

自分のために1円とか2円とかのポイントを貯めようとしているから、ウザく感じるのだ。でも、どこかで困っている誰かのために貯めるのだと思えば、ウザさは消える。実際、私はファミマでTカードを出すのが面倒くさい作業ではなくなった。どこかの誰かを助けるための作業として、誇りを持ってTカードを出すようになった。

何度も出し入れしてきた私のTカード。

とにかくたくさん出し入れしているので、角のカバー的なフィルムが剝がれてきてしまっている。でもそれも、それだけ募金に協力してきたのだという満足感になるのだ。

いつでもTポイント募金ができる

Yahooネット募金なら、いつでもTポイントで募金できる。1ポイントから可能だ。1ポイント=1円として募金に反映される。

募金する金額について

これを書いている今日は2017年3月11日。東日本大震災からちょうど丸6年経った日だ。これを機に、私は今持っているTポイントを全額募金した。2069ポイントだった。2069円ぶん募金したということになる。

私の場合、大きな災害が発生するたびに、Yahooネット募金から、その時点で持っているTポイントを全額募金している。だいたい、数百ポイント(つまり数百円)程度の募金額になることが多い。去年4月の熊本の震災のときは、755ポイントだった。

今回私が募金した2069ポイントという額について、ちょっと多いと感じる人もいるだろう。私も少しそれを感じつつ、それでもこの金額にした。私は、妻が岩手県釜石市の出身なので、震災の被災地に親類がいる。だから、多いと思いつつも、今持っているこのポイント全額を募金したいと思ったのだ。

さっき書いた通り、熊本の震災の時は755ポイントの募金額だった。私の感覚としては、第三者の立場で募金するなら、それくらいの金額感がちょうど良いと思う。自分の手持ちのお金に大きな影響を出さずに、被災地にそれなりのメリットが出る金額になっているのではないだろうか。まあ、勝手な想像だけれども。

大きな災害の時はYahooが同額上乗せする

2011年3月11日に東日本大震災が発生して以来、Yahooネット募金では、Yahoo自身が同額を上乗せして募金することが多くなっている。つまり、募金額が二倍になるのだ。おカネの募金だけではなく、Tポイントでの募金も、しっかり同じ扱いで二倍にしてくれる。

3月11日以外でも、大災害の際は大抵、同様のやり方を採られることが多い。同じ額を募金するなら、Yahooネット募金を通した方が被災地にとってお得なのだ。

もちろん、Yahooも商売としてやっているので、これはYahooのブランドイメージ向上のための施策だとは思う。でも、それでもいいではないか。募金する人も、被災地も、Yahooも、みんなが得する仕組みだ。

SNSでシェアしても嫌味にならない

あと、Tポイント募金の独特の空気感として、「SNSでシェアしても嫌味にならない」ということが挙げられる。

募金すると、「私は良いことしたんだぞ!えっへん!!」と自慢したくなるのが人情である。しかし、それをそのまま言ってしまうと「嫌味な人だな・・・」と思われてしまうだろう。

また、自慢でなくても、あまり声高に「募金しよう!」と呼びかけるのは気が引ける。他人の良心をゆさぶってお金を出させるような行為は、行儀が良いとは言えないだろう。

しかし、Tポイント募金だと気軽さがだいぶ違う。被災地が受け取る金額は同じでも、Tポイントだと「まあ、たかがポイントだし、少しくらいあげてもいいよね」という気持ちになれる人が多い、と私は考えている。

下記の2つのツイートを比べてみて欲しい。

募金したよと書いたツイート。

Tポイント募金したよと書いたツイート。

募金していない状態で見た場合、強い罪悪感を感じず、それでいて「私もやってみようかな」と思えるのは、後者のツイートではないだろうか?私はそう思う。

期間限定ポイントも募金できる

あと、Yahoo関係のサービスを使っていると、少額の「期間限定ポイント」がもらえることがある。100ポイントくれるけど、1ヶ月で失効します、みたいなやつ。そういうポイントも、Tポイント募金に使える。だから、小さい金額の期間限定ポイントを持ってるけど買いたい商品がない、という時は、募金に回すと良い。ポイントを無駄にしてしまったという気持ちを回避できるし、どこかの誰かの役に立つこともできる。

Tポイントを効率的に貯めるには

Tポイントを効率的に貯めるには、クレジットカード一体型のTカードが良い。主なものだと、ファミマTカードと、Yahooのワイジェイカードだ。

ファミマTカード

ワイジェイカード

ただ、募金のためにTポイントを貯めるという観点だと、これらのカードは欠点もある。それは、Tポイントが貯まりすぎて、募金する金額としては大きな金額になってしまうのだ。これらのカードをメインのクレジットカードとして使用すると、おそらく年間で1万ポイント以上のTポイントが貯まる。それを全額募金できるかというと、ちょっとためらってしまうだろう。

なので、もしこれらのクレジットカード一体型Tカードを、Tポイント募金を念頭に置きつつ使うなら、「災害発生時点で千ポイント未満の端数を募金する」というようなマイルールを作って運用すると良いと思う。

簡単にTポイント募金を始めるには

もちろん、わざわざクレジットカード機能付きのTカードを作らなくてもTポイント募金は可能だ。クレカ機能のないTカードなら、ファミマに行けばすぐ手に入る。今日行ってみたら、こんな感じでレジ脇に箱に入ってたくさん置いてあった。

試しに、1枚ちょーだいって言ったらすぐに何の手続きもなく渡してくれた。その場でポイントも付けてくれた。こうやってもらったTカードも、Yahooのアカウントに紐付ければ募金に使える。手軽さ重視なら、そちらを選択することになるだろう。

あと、Yahooプレミアム(現時点での会費は月額499円)に入ると、Yahooショッピング内で買い物した時にもらえるTポイントが上乗せされることが多い。「Yahooプレミアム会員はTポイント5倍」とか。なので、Yahooのサービスを頻繁に使う人は、Yahooプレミアムに入会するのも選択肢に入れても良いかもしれない。

今日もTポイント貯めてます

そんなわけで、今日も私はTポイントを貯めている。1日あたり10ポイントにも満たないポイントだけれでも、募金する時には大抵、数百ポイントになっている。

私のTポイント通帳。これらを貯めて募金するのだ。小さな額だけれども、どこかの誰かの役に立っているのだという強い満足感がある。Tポイントを貯めるためにTカードを出すたびに、自己肯定感が生まれるのだ。魔法のような素晴らしい仕組みではないか。

Tポイント募金は素晴らしい仕組みだ。考え付いた人を全力で褒め称えたい。

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