旧ライブドア(現LDH)の解散が決議されたようだ。
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20110805-OYT1T00911.htm
なお、事業会社としてのライブドアは韓国インターネット最大手NHNの日本法人NHNジャパンの完全子会社になっている。

ライブドアが上場廃止となったのは2006年4月14日だが、
ホリエモンの逮捕に伴って株価が600円付近から一旦70円あたりまで急落し、上場廃止直前には100円程度の値を付けていた。
当時は多数の子会社を持っていることから、解散を見越したとしても割安なのではないか、と話題になり、引き合いは結構あったと記憶している。

そこで、上場廃止直前にライブドア株を買った人は、結局儲かったか否かを計算してみることにした。

まず、ライブドアは2007年に株式併合をして100株を1株に併合しており、その際に旧株を1株あたり138円で買い取っている。
つまり、100株未満を、上場廃止直前に100円程度で買った人は、100円が138円になったので、38%の儲けである。

その後も株を持ち続けた比較的大口の株主の場合、
2009年6月26日の株主総会で決議された配当金である、新株1株当たり6500円の配当を受けている。
http://www.j-cast.com/2009/06/18043490.html

2010年は4100円。
※ソースはEDINET。

2011年は1200円。
http://www.uforeader.com/v1/se/E05074_S0008NER_9_71.html

ここまでの配当を合計すると、1株あたり11800円になる。
上場廃止直前に買ったとすると、買値は現在の1株当たり10000円だから、既に元をとっていることになる。

そして今回の解散により、残りの資産を現金化して分配されることになる。
現金化の過程でどのくらい価値の既存が起こるかは極めて流動的だが、
訴訟についての費用は既に引き当ててある(「訴訟損失引当金」として300億円)ということと、
現状の資産の2/3が現預金(実に420億円だ!)であることから考えると、
現状の貸借対照表の株主資本である330億円にほぼ近い金額が配当されることも期待できるだろう。

330億円に対し、発行済株式は10,494,680株なので、予想される配当は1株当たり3144円だ。

これまでの配当も全て足すと、
株主は、新株1株で14944円を手にすることになる。
上場廃止直前の金額で考えると、新株1株は10000円で買えたわけだから、
あの時ライブドア株を買った株主は、投資したお金が1.5倍になって返ってきたわけだ。

ということで、
上場廃止直前にライブドア株を買った人はだいぶ得をした、ということになる。

買った相場師の方々、おめでとうございます。

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