最近ドラマでやっていて、腹黒い主人公の話だというので読んでみた。
(ドラマは見てないけど・・・)
欲にまみれた人の物語は大好きなのだ。

主人公の風太郎は、カネのためにどんどん人を殺していく。
しかし、常に悩んでいる。
人を殺す場面では、必ず、哀しく下がった左目の顔が描かれている。

右目は常に牙を剥いているが、左目は常に哀しく下がっている。
それが、風太郎の内面を表しているんだろうなあと思う。
カネのために突き進んではいるが、常に迷いがある。
迷いつつも、カネを選択し続ける。
そして最後には破滅を迎える。

ラストの文章も鮮烈だ。